01 年齢だけでなく、気になった場面を話す

『もう年だから』と切り出す代わりに、『この傷はいつ付いたの?』『この前の交差点では見えづらそうだったけれど、どうだった?』と確認します。家族の印象だけで運転能力を判定せず、本人が不安に感じていることも聞きましょう。明らかに危険な状態での運転は控え、安全についての相談を優先してください。

02 一週間の行き先を、一緒に書いてみる

スーパー、病院、銀行、友人の家。それぞれ、行く曜日と時間、荷物の量、付き添いが必要かを確認します。二人暮らしなら、運転する親だけでなく、同乗している親の移動も考えます。『車をやめたらどこへも行けない』という心配を、一つずつ検討できる予定に変えていきます。

03 代わりの移動は、実際の条件まで確かめる

路線バス、地域の予約制交通、タクシー、買い物の配達などを、市町村や事業者の案内で調べます。家の近くまで来るか、前日予約が必要か、診察が長引いた場合も帰れるか。利用条件と費用を確かめ、可能なら家族と一度試します。近所の人がいつでも送迎できると見込まないようにしましょう。

04 家族だけで結論を抱えず、安全運転相談へ

警察の安全運転相談窓口は、本人だけでなく家族からも相談できます。全国共通の電話番号は#8080で、発信場所を管轄する都道府県の窓口につながります。遠方の親については、親の居住地も伝えて相談方法を確認してください。受付時間は原則平日の執務時間内で、通話料は利用者負担です。

05 『やめて』と伝えた後の役割まで決める

移動の予約をする人、費用を確認する人、付き添える日を伝える人を決めます。安全な運転の可否を、家族が『近所だけなら大丈夫』と保証しないことも大切です。相談先の助言を踏まえ、本人の外出の楽しみをどう残すかまで話し合いましょう。